5Gとは?4Gとの違い・メリット・eSIMで使う方法【2026年】

5G通信を利用するスマートフォンと都市の基地局を表現したイメージ

要点:この記事でわかることは次のとおりです。 5Gの基本、4Gとの違い、実際に役立つ場面、注意点、そして旅行用eSIMで5Gを使うための確認手順を、初めての方にもわかりやすく解説します。

5Gとは?

5Gは「第5世代移動通信システム」のことです。スマートフォンだけでなく、車、センサー、工場設備など、多くの機器をネットワークにつなぐための通信規格です。日本では2020年に商用サービスが始まりました。

5Gの特徴は、単に通信速度が上がることだけではありません。総務省は、主な特徴として超高速、超低遅延、多数同時接続を挙げています。つまり、大きなデータを短時間で送り、反応の遅れを抑え、多数の端末を同時につなぎやすくする仕組みです。

  • 超高速:高画質動画や大容量ファイルを扱いやすい
  • 超低遅延:操作から応答までの時間を短くできる
  • 多数同時接続:混雑した場所やIoT環境に対応しやすい

ただし、これらはネットワーク全体の能力です。スマートフォンで得られる速度は、場所、時間帯、端末、周波数帯、契約プランによって変わります。画面に「5G」と表示されても、常に最高速度になるわけではありません。

詳しい制度と技術的な背景は、総務省の情報通信白書でも確認できます。

5Gと4Gの違い

日常で最も大きな違いは、混雑時の余裕と大容量通信の快適さです。一方、メッセージ、地図、通常のWeb閲覧なら、4Gでも十分なことが多いです。

5Gと4Gの違いを速度・遅延・同時接続で比較する図
比較項目4G5G利用者への影響
通信速度日常利用には十分大容量通信に強い動画やファイルの待ち時間を短縮しやすい
遅延一般的な利用で安定より短くできるゲームや遠隔操作で反応が良くなりやすい
同時接続混雑時に速度が落ちる場合がある多数の接続を処理しやすい駅やイベント会場で有利になりやすい
対応エリア広い拡大中地方や屋内では4Gへ切り替わる場合がある
対応端末幅広い5G対応端末が必要古いスマートフォンでは利用できない

5Gエリア外では、多くの端末が自動的に4Gへ切り替わります。そのため、5G対応スマートフォンを持っていても、4Gが不要になるわけではありません。5Gと4Gは補完関係にあります。

5Gが速い仕組み

5Gでは、用途や場所に応じて異なる周波数帯を使います。比較的広い範囲をカバーしやすい帯域に加え、狭い範囲で大容量通信に向く高い周波数帯も活用します。また、複数のアンテナから効率よく電波を届ける技術も使われます。

ただし、高い周波数の電波は障害物の影響を受けやすい傾向があります。屋外では速くても、建物の奥、地下、山間部では4Gへ戻ることがあります。したがって、「5G表示=どこでも同じ品質」ではありません。

さらに、5Gには4G設備と連携する方式と、5G設備を中心に動く方式があります。利用者が方式を選ぶ必要はありませんが、同じ5G表示でも通信体験が異なる理由の一つです。

5Gのメリットが大きい場面

高画質動画や大容量ファイルを扱うとき

動画を高画質で視聴したり、撮影データをクラウドへ送ったりする場合、5Gの速度を活かしやすくなります。出張先で大きな資料を扱う人や、旅先から写真や動画を共有する人にも便利です。

人が多い場所で通信するとき

空港、主要駅、展示会、スタジアムでは、多数の端末が同時に接続します。5Gはこのような環境を想定した規格です。ただし、基地局の混雑状況によっては速度が落ちることもあります。

反応速度が重要なとき

オンラインゲーム、ライブ配信、ビデオ会議では、速度だけでなく遅延も重要です。5Gは応答時間を短くできるため、条件が整えば映像や操作が滑らかになります。

💡 SNS、メッセージ、地図、一般的な検索が中心なら、4Gでも困らない場合が多いです。5Gという表示だけでプランを決めず、対応エリアとデータ容量も確認しましょう。

5Gのデメリットと注意点

5Gには明確な利点がありますが、すべての利用者に常に必要とは限りません。次の点を理解しておくと、期待とのずれを防げます。

  • エリア差:都市部でも屋内や地下では4Gになることがある
  • 端末条件:5G対応端末でも、現地の周波数帯に対応しない場合がある
  • 電池消費:電波の弱い場所で5Gと4Gを頻繁に探すと、電池を消耗しやすい
  • データ消費:5G自体がデータを増やすのではなく、高画質再生などで使用量が増えやすい
  • 体感差:軽い用途では4Gとの差が小さいことがある

⚠️ スマートフォンの表示が5Gでも、旅行用eSIMのプランが5Gアクセスを含むとは限りません。購入前に、プラン詳細の「5G」「対応ネットワーク」「利用回線」を確認してください。

5GとeSIMの関係

eSIMはSIMの形、5Gは通信規格です。この二つは別のものです。eSIM対応端末だから自動的に5Gを使えるわけではなく、反対に物理SIMでも条件が整えば5Gを利用できます。

旅行用eSIMで5Gを使うには、次の条件がそろう必要があります。

  1. スマートフォンがeSIMと5Gの両方に対応している
  2. 端末がSIMロック解除済みである
  3. 購入するeSIMプランが5G通信を許可している
  4. 端末が渡航先の5G周波数帯に対応している
  5. 滞在場所が提携回線の5Gエリア内にある
5G対応eSIMを選ぶ前に端末・プラン・エリアを確認する手順

まず、端末がeSIMに対応しているか確認しましょう。機種名が似ていても、販売国やモデル番号によって仕様が異なる場合があります。

お使いのスマホはeSIM対応?

iPhone、Samsung、Google Pixel など200機種以上の対応スマートフォン一覧を確認できます。

対応機種を確認する

旅行用5G eSIMの選び方

1. 5G対応の記載を確認する

商品ページに5Gの明記がない場合、4G接続のみの可能性があります。また、同じ事業者でも国やプランによって対応が異なります。ブランド名ではなく、購入するプラン単位で確認してください。

2. 渡航先の回線とエリアを確認する

旅行用eSIMは、現地の提携通信会社へ接続します。したがって、その通信会社の5Gエリアが実際の使いやすさを左右します。都市間を移動する旅行では、5Gの速さよりも4Gを含む広いカバレッジが重要です。

3. データ容量とテザリング条件を見る

5Gでは高画質動画やクラウド同期を快適に使えるため、結果としてデータ消費が増えることがあります。パソコンへテザリングするなら、共有が許可されているかも確認しましょう。

4. 速度制限の条件を読む

「データ無制限」と書かれていても、一定量の利用後に速度が制限される場合があります。公平利用方針や日単位の上限を確認すると安心です。

現在のeSIM事業者を比較し、各プランの対応条件を確認できます。

🔍
通信会社
評価
割引コード
割引率
レビュー
🥇
4.9/5★★★★★★
-10%
🥈
4.8/5★★★★★★
-20%
🥉
4.6/5★★★★★★
-10%
4.5/5★★★★★★
-45%
4.3/5★★★★★
-20%
4.4/5★★★★★
-5%
🔍 結果なし。
🥇
4.9/5★★★★★★
eSIM割引コード
割引率-10%
🥈
4.8/5★★★★★★
eSIM割引コード
割引率-20%
🥉
4.6/5★★★★★★
eSIM割引コード
割引率-10%
4.5/5★★★★★★
eSIM割引コード
割引率-45%
4.3/5★★★★★
eSIM割引コード
割引率-20%
4.4/5★★★★★
eSIM割引コード
割引率-5%
🔍 結果なし。

5G eSIMの設定方法

設定の基本は4G eSIMと同じです。出発前に安定したWi-Fiへ接続し、提供されたQRコードまたはアプリからeSIMを追加します。

  • eSIMを端末へ追加する
  • 主回線と旅行用回線に分かりやすい名前を付ける
  • 渡航先で旅行用eSIMをモバイルデータ回線に設定する
  • 必要な場合だけデータローミングをオンにする
  • ネットワーク選択は、事業者の案内がなければ自動にする
  • 5G設定を「自動」または「オン」にする

💡 QRコードは、同じスマートフォンの画面に表示すると読み取れません。別の端末へ表示するか、手動入力情報を保存しておきましょう。

5Gにつながらないときの対処法

まず、通信そのものが使えるか確認します。4Gで接続できるなら、eSIMの導入には成功しており、5G側の条件がそろっていない可能性があります。

  1. 現在地が5Gエリア内か確認する
  2. 機内モードを一度オンにしてからオフにする
  3. モバイル通信の音声通話とデータ設定で5Gを有効にする
  4. 旅行用eSIMをモバイルデータ回線に指定する
  5. 事業者指定のAPNが正しく設定されているか確認する
  6. 端末を再起動する
  7. 改善しなければ、対応周波数帯とプラン条件を確認する

⚠️ eSIMをむやみに削除しないでください。QRコードを再利用できない事業者もあります。削除する前に、必ずサポートへ再発行の可否を確認しましょう。

4Gと5Gの一般的な違いは、NTTドコモの解説も参考になります。

結局、5Gは必要?

大容量通信、混雑した場所、低遅延が重要なら5Gは有力です。一方、地図、メッセージ、Web検索が中心なら、安定した4Gプランでも十分です。

海外旅行では、「5G対応」という一語より、渡航先のカバレッジ、提携回線、データ容量、速度制限、テザリング条件をまとめて比較してください。5Gエリア外でも4Gへ切り替えられるプランなら、速さとつながりやすさを両立しやすくなります。

FAQ

5Gとは何の略ですか?

5Gは「5th Generation」、日本語では第5世代移動通信システムを意味します。高速通信だけでなく、低遅延と多数同時接続も主な特徴です。

5G対応スマートフォンなら、どのeSIMでも5Gを使えますか?

いいえ。端末だけでなく、eSIMプラン、渡航先の提携回線、対応周波数帯、現地の5Gエリアも条件になります。

5Gは4Gよりデータ容量を多く消費しますか?

同じ内容を同じ画質で利用する限り、5Gだから自動的に消費量が増えるわけではありません。ただし、高画質動画や大容量ダウンロードを使いやすくなるため、結果的に消費が増えることがあります。

5Gエリア外では通信できませんか?

多くの場合は自動的に4Gへ切り替わります。ただし、利用できる回線は端末とeSIMプランの条件によって異なります。

5G表示なのに遅いのはなぜですか?

基地局の混雑、屋内環境、電波強度、周波数帯、通信事業者の速度制御などが考えられます。5Gの表示だけでは、実際の通信速度は保証されません。